複数の賃貸物件を比較して希望物件を選び出す

比較するときはバランスを重視する

はじめて賃貸物件に住むという方は、必ず複数物件の比較をしておきましょう。適当に選んでしまうと、あとからもっと好条件の物件が見つかったときに後悔します。大切なのはバランスであり、ひとつの条件ばかりを重視するのではなく、全体的な満足度を考えて選んだほうが失敗しにくいです。 例えば駅チカにだけこだわると、各種設備、生活動線などの条件がおろそかになる可能性があります。比較検討をするときは、入居における諸費用、間取り、自分のこだわりなどもチェックする必要があります。ここで大切なのは条件を多くしすぎないことです。条件が増えれば増えるほど、該当する物件は減ってしまいます。こだわり条件は3つまでなどと、ある程度絞っておきましょう。

優先順位を決めるときのポイント

賃貸物件の比較をするときは、多めに候補を出しておきましょう。該当物件が少なすぎるようだと、そもそも十分な比較ができません。該当物件がほとんどない、またはゼロという場合は、条件を少し緩くして再検索してみてください。

希望条件の優先順位を決めるときに迷ったら、まずは賃料を設定しましょう。それから周辺アクセス、駅からの距離などを出しておきます。立地条件に関しては入居後に変更することができません。設備や動線などは家具の配置変更をしたり、リフォームをしたりすることで改善の余地があります。比較検討する際には、住んでいる場面をイメージしてみるとよいでしょう。自分の生活リズム、また室内をどのように移動するか、などを明確にイメージしてください。